開春 石見辛口(いわみ) 男流純米

ここ何年か行きつけの店でよく「開春」を見るように、飲むようになりました。
商品名に「山口」とか「竜馬」とかあり、何かと思えば杜氏さんの名前。

それにしても、山口 竜馬とは、何ともかっこいい名前ですね。杜氏さんらしからぬ、というと失礼かもしれませんが、役者の芸名みたいです。まだ見ぬ山口 竜馬さんがお酒を造っているところを勝手に想像して楽しんでおりました。

昨年(2015年)秋、広島市で開催された日本酒のイベント(地ぐ酒ぐ)に参加しました。
市内の店を飲み歩いていたところ、開春さんが置いてある店で店長さんが「あの人が杜氏さんですよ」「山口さん?」「そうですよ」。ついに気になっていた、山口 竜馬さんに会うことができました。

酔った勢いで少し話しました。

「なんかイメージしていた感じと違いますね」(超失礼)
「よく言われます」
「頑張ってください」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
といった内容だった思います。

とてもまじめで感じのいい方でした。しかし、酒づくりの情熱、こだわりみたいなものを感じました。いつか温泉津町にある蔵にも行ってみたいです。
少し調べると大学卒業後、神亀酒造に入社とのこと。まだ40代後半の若い杜氏さんのようです。神亀というと竹鶴の石川杜氏が浮かびます。妙に納得。

大田市といえば世界遺産の石見銀山が有名です。石見銀山は山の方になりますが、温泉津町は日本海に面した町です。

学生の頃、浜田に海水浴に行き、帰りに温泉津町に寄って公衆浴場の温泉に入って帰っていました。
就職してからも営業先が大田市にあり、2月に一度くらい通っていました。しかし当時、温泉津町に酒蔵があるのは知りませんでした。

温泉津とかいて「ゆのつ」、温泉のある港ということからの地名でしょうか。
今も多くの温泉宿があるようです。久しぶりに訪れて、温泉に入り、日本海の幸を肴に山口さんの造った開春が飲みたいものです。

裏のラベルには
「島根県西部、石見(いわみ)地方をイメージし造った、飾りのない辛口純米酒です。」とあります。男は「飾りがない」んですね。いいですね。

ネットで調べると、
契約栽培米である広島産山田錦を70%精白して、9号系酵母によって醸されています。
酸度・アミノ酸ともやや高めですので男性的なフルボディータイプに仕上がっています。
お燗にすると、さらにその威力を発揮します。とのこと。
※フルボディータイプは、コクが強い、重いという意味だと思います。

私は燗にしていただきました。しっかりして個性がある酒だと思いました。山口さんの意志、意欲を感じました。

開春 石見辛口 男流純米
価格 2,263円 (税込)
杜氏:山口 竜馬 (石見杜氏)
製造年月:2014年12月


坂本龍一さんの「1996 」

やはり竜馬さんということなので、坂本さんのアルバムを選びました

実は私は坂本龍一さんのソロアルバムはこの1枚しか持っていません。YMOとかは数枚ありますが。
大ファンではなく、すべてのアルバムを聴いていないのでおこがましい限りですが、さすがに教授と呼ばれるだけあって音楽性の高さ、クラシックな香り魅了されます。
収録曲は、映画音楽・YMO時代まで含め、ピアノ三重奏(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)編成にリアレンジ、クラシカルな美をまとい、坂本音楽のプログレスを示した名盤。弦が加わることで柔和なニュアンスが生まれた「Merry Christmas Mr. Lawrence」等を収録。とのこと。

山口竜馬さんのお酒造りとは無関係真も知れませんが、山口さんにも教授ではないかもしれませんが、名杜氏になって、日本全国、さらに世界に「開春」の名を広めていただきたいと熱望します。いつの日にか、またお会いできることを楽しみにしております。